備中(びっちゅう)は、いまの岡山県の西部にあたる、かつての国です。
五畿七道山陽道
いまのどこ?
備中国(びっちゅう)は、現在の岡山県の西部にあたります。
「吉備の国」の中ほど。備中松山城は日本一高い場所にある山城として知られ、倉敷の美観地区もこの国にあたる。
国としての格と役所
| 等級 | 上国 |
|---|---|
| 国府があった場所 | 今の岡山県総社市のあたり |
| 一宮 | 吉備津神社 |
延喜式の等級は「上国」です。大国に次ぐ格で、最も数が多い区分。全68国のうち35国。
国府があったのは今の岡山県総社市のあたりです。
備中の一宮は吉備津神社です。屋根が2つ並ぶ「比翼入母屋造」は他に例がなく、国宝に指定されている。
明治にどの県になったか
1871年(明治4年)の廃藩置県ののち、備中はおおむね岡山県に受け継がれました。
同じ山陽道のほかの国
境界は今の都道府県と完全には一致しません。令制国のしくみは事典のトップにまとめています。