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旧国名(令制国)は今のどこ?一覧・読み方

武蔵・尾張・薩摩…旧国名と、今の都道府県から双方向で引けます

旧国名を入れると今の都道府県が、今の都道府県を入れるとその地にあった旧国名が出ます。下の地域別一覧からも探せます。

令制国のしくみ

令制国は、律令のもとで置かれた地方の行政区画です。各国のページには、延喜式が定めた等級・国府があった場所・一宮・明治にどの県になったかを載せています。それぞれ何を意味するかを、ここでまとめて説明します。

等級(大国・上国・中国・下国)

平安時代の『延喜式』が、国の規模や実入りに応じて4段階に分けたものです。大国13、上国35、中国11、下国9の計68か国。この格によって、都から送られる国司の位階や人数が変わりました。格が高い国ほど、位の高い役人が多く赴任します。

国府

国の役所が置かれた場所です。国司はここに赴任し、税の取り立てや裁きを行いました。各地に残る「府中」「国府」という地名は、その名残です。東京都府中市、広島県府中市、静岡県の駿府などがそれにあたります。

一宮

その国の中で最も格が高いとされた神社です。朝廷が定めた制度ではなく、参拝の順序などから自然にそう呼ばれるようになりました。そのため、国によっては複数の神社が一宮を名乗っていたり、時代によって入れ替わったりします。

明治の県との関係

1871年(明治4年)の廃藩置県で、藩が県に置き換わりました。県名は藩の名ではなく、県庁が置かれた土地の郡名や地名から取られることが多く、旧国名がそのまま県名になった例はごくわずかです。飛騨が岐阜県、伊予が愛媛県になったように、名前は引き継がれていません。

現在の都道府県との対応はおおよそで、境界の細かい部分は一致しません。国が分割されて複数の県にまたがった例も多くあります。

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地名や月の名のほかにも、字や言い回しの由来を集めています。由来の索引から探せます。

この道具について

武蔵・尾張・薩摩・陸奥など、かつての国の名前(令制国・旧国名)が、いま何県にあたるのかと、その読み方をまとめた事典です。逆に、今の都道府県から、その地にあった旧国名を調べることもできます(例: 千葉県→安房・上総・下総)。五畿七道(畿内・東海道…)ごとに分けています。上総・下総や越前・越中・越後のような、上下や前中後の意味も添えています。各国のページには、延喜式が定めた等級(大国・上国・中国・下国)、国府が置かれた場所、一宮、明治にどの県になったかも載せています。全68国。

旧国名を入れると、読み方と、いまのどの都道府県にあたるかが出ます。逆に、今の都道府県名(東京、千葉など)を入れると、その地にあった旧国名が出ます。下の一覧からも、五畿七道(畿内・東海道など)の区分で探せます。

令制国(りょうせいこく)は、律令制のもとで定められた地方の区分で、平安時代から江戸時代まで、およそ1000年にわたって使われました。全部で68国あります。

上総・下総や、越前・越中・越後のように、一つの地域を分けた国があります。都に近い方から「上・下」や「前・中・後」が付けられました。

各国のページには、その国が制度としてどう扱われていたかも書いています。延喜式が定めた等級(大国・上国・中国・下国)、役所である国府が置かれた場所、その国で最も格が高いとされた一宮、そして明治の廃藩置県でどの県になったかです。

国の境界は、現在の都道府県と完全には一致しません。おおよその対応として見てください。

よくある質問
武蔵国は今のどこですか
武蔵国(むさし)は、現在の東京都と埼玉県の大部分、それに神奈川県の北東部にあたります。令制国の中でも大きな国で、のちの江戸・東京を含みます。
上総と下総の「上・下」は何を表しますか
都(京)から近い方に「上」、遠い方に「下」が付けられました。海路で都に近い側が上総、遠い側が下総です。越前・越中・越後の前・中・後も同じ考え方です。
令制国はいくつありますか
一般に68国とされます。畿内5国と、東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道の七道に分かれます。これをまとめて「五畿七道」と呼びます。
国の等級(大国・上国など)は何を決めていたのですか
平安時代の延喜式が定めた4段階の区分で、大国13・上国35・中国11・下国9の合計68国です。この格によって、都から送られる国司の位階や、置かれる役人の人数が変わりました。国の広さや税の多さがおおよその基準になっています。
一宮はどうやって決まったのですか
朝廷が制度として定めたものではありません。国司が赴任したときに参拝する順序などから、その国で最も格が高い社が自然に一宮と呼ばれるようになったとされます。そのため複数の社が一宮を名乗る国があり、越中や紀伊のように今も定まっていない例があります。

出典・確認日

旧国と現在の都道府県の対応はおおよそで、境界は完全には一致しません。等級は延喜式の区分で、大国13・上国35・中国11・下国9=68国になることをビルド時に検算しています。国府の位置がはっきりしない国は、その旨を書いています。

最終確認日: 2026-08-03

前回からの変更: 各国のページに、延喜式の等級・国府があった場所・一宮・明治にどの県になったかを追加しました。県との対応は都道府県の由来ページのデータを裏返して作っているので、両方の記述がずれることはありません。