手の内(てのうち) 刀・弓から来た言葉で、もとは弓を握る手の使い方を指しました。
もとの意味
弓術で、弓を握る左手の使い方を手の内と言います。射の精度を左右する要で、流派の秘伝にあたる部分でした。
そこから、人に見せない技術や意図を指すようになりました。
今の使い方で気をつけること
「手の内を明かす」は、秘伝を見せるという重い意味が背景にあります。
同じ刀・弓から来た言葉
刀の部品の名前(鎬・切羽・目貫)が、そのまま言い回しとして残っている例が多くあります。物が身近だった時代の言葉です。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。