陸奥(むつ)は、いまの福島・宮城・岩手・青森の各県(と秋田県の一部)にあたる、かつての国です。
五畿七道東山道
いまのどこ?
陸奥国(むつ)は、現在の福島・宮城・岩手・青森の各県(と秋田県の一部)にあたります。
「みちのく(道の奥)」と呼ばれた、東北の太平洋側の広大な国。
国としての格と役所
| 等級 | 大国 |
|---|---|
| 国府があった場所 | 今の宮城県多賀城市(多賀城) |
| 一宮 | 鹽竈神社(しおがまじんじゃ) |
延喜式の等級は「大国」です。国司に与えられる位階が最も高く、人員も多く置かれた。全68国のうち13国。
国府があったのは今の宮城県多賀城市(多賀城)です。
陸奥の一宮は鹽竈神社(しおがまじんじゃ)です。多賀城には国府だけでなく、蝦夷への備えである鎮守府も置かれた。
明治にどの県になったか
1871年(明治4年)の廃藩置県ののち、陸奥の範囲は青森県、岩手県、宮城県、福島県に分かれました。
同じ東山道のほかの国
境界は今の都道府県と完全には一致しません。令制国のしくみは事典のトップにまとめています。