玄関(げんかん) 仏教から来た言葉で、もとは禅寺の入り口を指しました。
もとの意味
禅の教えに入る入り口という意味の語で、禅寺の門や客殿の入り口を指しました。「玄」は奥深いことです。
それが武家屋敷に取り入れられ、やがて一般の住宅の入り口を指すようになりました。
今の使い方で気をつけること
建築用語として定着したのは近世以降で、もとは「悟りへの入り口」という抽象的な語です。
同じ仏教から来た言葉
日常語になった仏教語は、意味が反転しているものが目立ちます。我慢・出世・言語道断はいずれも、もとの意味と今の意味が逆に近い形です。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。