退屈(たいくつ) 仏教から来た言葉で、もとは修行に耐えられず退いてしまうことを指しました。
もとの意味
修行の厳しさに屈して退く、という意味の語でした。気力が尽きて後戻りすることを指します。
そこから、気力が起きない状態、さらに時間を持て余す状態を指すようになりました。
今の使い方で気をつけること
もとは「疲れて挫折する」ことで、「暇でつまらない」という意味ではありませんでした。
同じ仏教から来た言葉
日常語になった仏教語は、意味が反転しているものが目立ちます。我慢・出世・言語道断はいずれも、もとの意味と今の意味が逆に近い形です。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。