世間(せけん) 仏教から来た言葉で、もとは移り変わる世界のことを指しました。
もとの意味
「世」は移り変わる時間、「間」は場所を表し、生き物が生まれ変わりを繰り返す世界を指しました。
そこから、人が暮らす社会や、周囲の人々を指すようになりました。
今の使い方で気をつけること
「世間体」「世間知らず」のように、今では周囲の目を意味することが多くなっています。
同じ仏教から来た言葉
日常語になった仏教語は、意味が反転しているものが目立ちます。我慢・出世・言語道断はいずれも、もとの意味と今の意味が逆に近い形です。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。