有頂天(うちょうてん) 仏教から来た言葉で、もとは天界の一番上を指しました。
もとの意味
仏教の世界観で、形のある世界の最上にある天を「有頂天」と言います。色究竟天(しきくきょうてん)とも呼ばれます。
そこより上はないという位置から、喜びの絶頂にいることを指すようになりました。
今の使い方で気をつけること
場所の名前が心の状態を指すようになった例です。
同じ仏教から来た言葉
日常語になった仏教語は、意味が反転しているものが目立ちます。我慢・出世・言語道断はいずれも、もとの意味と今の意味が逆に近い形です。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。