鯡 「にしん」と読みます。魚に非ずと書く字という字です。
この字を書く理由
「非」を当てて「魚に非ず」と読めるのが変わったところです。松前藩でニシンが年貢の代わりに扱われ、魚ではなく米に相当するものとされたことに由来するという説があります。
「鰊」とも書きます。こちらのつくり「東」は、東の海で獲れることを表したとされます。
この魚のこと
北海道のニシン漁は明治から昭和初期に最盛期を迎え、「鰊御殿」が建つほど栄えましたが、その後ほとんど獲れなくなりました。
にしんを数えるときの助数詞は、魚の数え方にまとめています。生きているか、食材として扱うかで匹・尾・本が変わります。
同じ成り立ちの字(大きさ・姿を表す字)
字の由来には諸説あり、確かめられていないものが多くあります。ここでは広く知られている説を中心に挙げています。同じ魚に複数の字が使われることもあります。