鮫 「さめ」と読みます。皮の模様が交わる魚という字です。
この字を書く理由
つくりの「交」は、まじわるという意味です。皮の細かい模様が交差して見えることから当てられたとされます。
サメの皮はざらざらしていて、乾かすとやすりとして使えます。刀の柄に巻く「鮫皮」は、実際にはエイの皮を使うことが多くありました。
この魚のこと
山陰や広島ではサメを「わに」と呼び、刺身で食べる習慣があります。アンモニアを含むため傷みにくく、海から遠い土地に運ばれた魚でした。
さめを数えるときの助数詞は、魚の数え方にまとめています。生きているか、食材として扱うかで匹・尾・本が変わります。
同じ成り立ちの字(大きさ・姿を表す字)
字の由来には諸説あり、確かめられていないものが多くあります。ここでは広く知られている説を中心に挙げています。同じ魚に複数の字が使われることもあります。