縁起(えんぎ) 仏教から来た言葉で、もとはすべては条件によって起こるという教えを指しました。
もとの意味
「因縁生起」の略で、あらゆるものは単独では存在せず、条件が寄り集まって生じるという考え方です。仏教の中心にある教えの一つです。
そこから、物事の起こりや、吉凶の前触れを指すようになりました。
今の使い方で気をつけること
「縁起がいい」という使い方は、もとの教えとはかなり離れた俗信の側の用法です。
同じ仏教から来た言葉
日常語になった仏教語は、意味が反転しているものが目立ちます。我慢・出世・言語道断はいずれも、もとの意味と今の意味が逆に近い形です。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。