十両(じゅうりょう) 相撲から来た言葉で、もとは給金が十両だった階級を指しました。
もとの意味
幕下の上、幕内の下にあたる階級です。正式には十枚目と言います。
江戸時代、この階級から年に十両の給金が出るようになったことが名の由来とされます。十両以上が関取と呼ばれ、給金が出て付け人が付きます。
今の使い方で気をつけること
階級の名前に金額が入っている、めずらしい例です。現在の給金は十両ではありません。
同じ相撲から来た言葉
相撲の用語は、今も土俵の上で現役で使われています。日常語になった時点で意味が狭まっているものが多く、もとの意味を知ると使い方のずれが見えます。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。