修羅場(しゅらば) 歌舞伎・芝居から来た言葉で、もとは戦の場面を演じる場を指しました。
もとの意味
もとは仏教の阿修羅が戦う場所で、軍記物や講談で合戦を語る場面を修羅場(しゅらば)と呼びました。
歌舞伎や講談では読み方が「ひらば」になることもあり、激しい立ち回りの見せ場を指しました。
今の使い方で気をつけること
仏教語が芸能を経由して日常語になった例です。今は「男女のもめごと」の意味で使われることが多くなりました。
同じ歌舞伎・芝居から来た言葉
芝居の言葉は、看板・舞台装置・幕といった物そのものの名前が比喩になったものが多くあります。「二枚目」も「黒幕」も、実在する物の名前です。
言葉の由来は、文献ではっきり跡をたどれるものがごくわずかです。ここに載せているものも大半は「そう言われている」段階で、一次資料で確かめたものではありません。広く知られている説を中心に挙げ、断定できないものは「〜という説」と書いています。