鯤 「こん」と読みます。伝説の巨大魚という字です。
この字を書く理由
『荘子』の冒頭に出てくる、北の海にいるという想像上の巨大な魚です。背の大きさが何千里あるか分からない、と書かれています。
この鯤が姿を変えて大鳥「鵬」になる、という話から「鵬程万里」「鯤鵬」といった言葉が生まれました。
この魚のこと
実在の魚ではありません。もともと「鯤」は魚の卵を指す字だったとされ、最も小さいものが最も大きなものになるという対比が仕掛けになっています。
こんを数えるときの助数詞は、魚の数え方にまとめています。生きているか、食材として扱うかで匹・尾・本が変わります。
同じ成り立ちの字(中国から来た字)
字の由来には諸説あり、確かめられていないものが多くあります。ここでは広く知られている説を中心に挙げています。同じ魚に複数の字が使われることもあります。